熱気に包まれた防波堤 | 釣り好きのひとりごと

熱気に包まれた防波堤

忘れられない釣りがあります。

同僚からアジ釣りに行かないかと誘われました。
私はてっきり近場の船着き場付近でのサビキ釣りだろうと思っていました。

ところが、同僚の説明では瀬渡し船を頼んで沖の防波堤まで渡るのだと言います。
鹿児島県と宮崎県の県境にある大きな港の沖の防波堤だと言いました。

私もそんな釣りを経験したかったので一緒に行くことにしました。
瀬渡しに乗り込んで沖の防波堤を目指しました。

船頭さんが魚群探知機で場所を選び、いよいよ、どでかい防波堤に上がりました。

サビキの第一投、早速当たりが来ました。ムロアジでした。
次から次に、アジ、ムロアジ、チダイなどが面白いほど釣れます。

クーラーはどんどん一杯になって行きます。
誰かがビールをあけました。飲めない私にも回って来ました。
美味しかったのですが飲んだと同時に目が回り始めました。
私はお酒にはめっぽう弱いのです。

投げては釣れ、投げては釣れ、アルコールで眠くなって、眠気を払うように釣り上げる、それがずっと続きました。
足場が道路のように平たく安全だったのでこういう事も出来たのです。

一人が叫んでいました。カンパチが来ているぞと。
見ると針がかりしているアジにさえかぶりついています。

彼はアジの背掛けを作り投げ込み、見事二匹のカンパチを釣り上げました。
帰りに彼は言いました。
3人だから3匹釣って1匹づつ持って帰れると思ったんだけどねと。
でもそれは本心には思えませんでした。2匹でも彼はとても嬉しそうでしたから。

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